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Tタッチ・プラクティショナー認定資格プログラムに関するFAQ  よくある質問

Q1 認定Tタッチ・プラクティショナーになることで、何を得られるのでしょうか?

認定Tタッチ・プラクティショナーになることは、プラクティショナーのガイドラインに沿って、専門家としてTタッチを飼い主とその伴侶動物と行い、報酬を得ることを可能にします。もし、あなたが既に伴侶動物に関する仕事についているなら、Tタッチは従来のあなたの仕事に付加価値を与えるでしょう。

認定資格プログラムは、犬、猫、ウサギなどの伴侶動物と実践する、広範囲にわたるトレーニングです。他の動物がいるときにはその動物を扱いますが、主には犬を扱うことが多いでしょう。

このプログラムでは、ボディ・ワーク、グラウンド・ワーク、ボディ・ラップなどの様々なTタッチ特有な用具の使い方を、レクチャーやデモンストレーション、そして実習を通して学ぶことができます。

ここで得られる技術と経験は、動物の一般的な行動と健康に関連した問題を解決したり、競技に出陳する犬のパフォーマンスの向上や保護された動物のストレスを軽減したりすることにも役立つでしょう。Tタッチのテクニックは、トリマー、トレーナー、動物看護士、ペットシッターなどの仕事に付加価値を与え、仕事をよりスムースに、より安全に、やり甲斐のあるものとしていくでしょう。Tタッチは、手術や怪我からの回復を早め、高齢な動物のクオリティ・オブ・ライフを高められるという点でも非常に貴重なものです。

セッション3から、指導の下でモニターとなるクライアントと動物とTタッチを練習する機会が提供されます。 実際に動物とクライアントと共にTタッチを行うスキルを高めるのに役立つでしょう。

あなたは、Tタッチによってあらゆる生命体に対する理解と情愛の念をインスパイアされることを経験していくでしょう。

具体的には、以下のようなさまざまなことを学んでいきます。

 ●行動、健康、および気質に関する問題を特定し、それに対するクリエイティブな解決策

 ●猫に関しても扱い、無関心、怖がり、攻撃的といった一般的な問題の軽減

 ●Tタッチハーネス・ハンドル&リード、ボディ・ラップなどの特有な用具の使い方

 ●犬の学習能力を高めるためのリーディング・エクササイズ

 ●ストレスをかけないグルーミングの新しいアプローチ方法

このプログラムは、動物とのあなたの関係を深め、動物と人の両方に行える代替的な施術法や動物界と人間の関係を学び、こうしたことすべてを実践するための技能を習得します。ダイナミックかつクリエイティブなプログラムですが、非常に実践的なものでもあるので、明快で分かりやすい内容となっています。

Q2 認定資格プログラムの各セッションで習得するのは、どういったことですか?

このプログラム全般に言えることは、できるだけ多くの動物と実際にTタッチを行い、より多くの経験を積んでいくということです。6回のコースを修了した時点で、今後出会う個別ケースやクライアントに対して自信をもって接していくことができるようになっているでしょう。

指導方法は受講者が自分のペースで学ぶことができるように、肯定的、支援的かつ個々に合わせたものとなっています。随時、評価も行っていきますから、あなたの得手・不得手がどこにあるかを見極めることができます。

セッション1は、Tタッチ・プラクティショナーとして必要なスキルの基礎を固め、受講者の動物関連の仕事や自分の動物のためにTタッチを用いることができるようになることを目指します。

セッション2以降では、前回に学んだことをより確実なものとして積み重ねていきます。このプロセスを「スパイラル状の学習」と言ったりしていますが、似たような情報を別の視点やレベルから経験していくというものです。新しいスキルがさらに加えられ、既に学習したスキルを深めていきます。

プログラムの初期では、スキルをより確固としたものとすることに重点がおかれます。トレーニングが進むにつれて、習得したスキルを問題のクリエイティブな解決策や実用的な応用方法として活かしていきます。

受講者仲間やインストラクター、そして動物と共に練習し続けるに従って、新しいスキルを取り入れて、Tタッチのテクニックと理念の理解を深めていくでしょう。またコース中に、モニターとなるクライアントと動物と実際にTタッチを行う機会があるでしょう。このような機会を通して、個々の動物とクライアントのニーズを満たすための才能が磨かれるでしょう。また、あなた自身とTタッチをどのようにマーケティングしていくかについての情報も得られます。

認定資格プログラムで学習するにあたっての効果性を上げるために、コースとコースの間に実際に動物とTタッチを行い記録をとるケース・スタディが課せられます。

Q3 認定資格の取得に必要な条件は何ですか?

●認定資格プログラムのセッション全6回を受講すること。

●伴侶動物に関するケース・スタディ計21件を提出すること。

●認定資格試験に合格すること。

Q4 プラクティショナー(P)認定資格試験はいつ行われますか?

セッション6の期間中にP認定資格試験が行われます。基本的なTタッチのボディ・ワークやグラウンド・ワークの実技、用具の使用方法、実践的な応用力が必要です。また、適切な問題解決力とTタッチの理念に関する理解も求められるでしょう。

Q5 プラクティショナー(P1)認定資格試験はいつ行われますか?

定期的にP1認定資格試験を実施する予定です。通常はセッション6の終了後に引き続いて、また必要に応じてそれ以外にも行います。

Q6 プラクティショナー(P)と(P1)の違いはどのようなことでしょうか?

Pは、プライベート・セッションのみ行うことが認められます。P1は、プライベート・セッションに加えて、1日ワークショップで指導することが認められます。

Q7 プラクティショナー(P1)認定資格試験はどのようなものでしょうか。

P1認定資格試験には、グループに対するデモンストレーション・スキルとコミュニケーション・スキルが含まれます。レクチャーとデモンストレーションが効果的にできているか、ワークショップ参加者のニーズに応えているかといった点を重視します。また、1日ワークショップのアウトラインの提出とそのうちの一部分のプレゼンテーションが含まれます。

Q8 いずれかのセッションを受講できなかった場合はどうなりますか?

受講者が認定資格プログラムを中断しなければならなくなった場合、最後に参加したセッションで得た次のセッションの受講資格を2年間保持できます。

Q9 参加するセッションとセッションの間にどの程度の期間を空ける必要がありますか?

セッションとセッションの間に、十分な練習と経験を積むために適切な期間を空けることが必要です。大抵の場合、数カ月間空けて1年に2回の受講となるでしょう。

Q10 指定されたセッションでケース・スタディを提出できなかった場合、どうなりますか?

もしケース・スタディを指定されたセッションで提出できなかったら、出来上がり次第、提出してください。規定のケース・スタディ全件が提出されて承認されるまで、そのセッションを修了したとみなされません。

Q11 セッション受講の際に、自分の愛犬を連れて行った方がよいのでしょうか?

いいえ、必ずしも愛犬を同伴する必要はありません。同伴するか、同伴しないかは、受講者が状況を判断して決めればよいでしょう。愛犬を同伴していれば、自分の愛犬とTタッチを経験できるでしょうし、愛犬が受け入れられるのであれば他の受講者にあなたの愛犬とTタッチしてもらうこともできるでしょう。何らかの事情で愛犬を家に残してくるのが難しい場合もあるでしょう。

愛犬を同伴していなければ、心おきなく他の犬との時間を過ごすことができるということもあるでしょう。もし愛犬に手がかかり過ぎてあなた自身の学習の妨げになるのであれば、愛犬を同伴しないで、帰宅してから学んだことを愛犬と行う方がよいかもしれません。

プログラムの初期においては自分の愛犬とTタッチを行うことが多いでしょう。しかし、プログラムが進展した後期には、見知らぬクライアントとその愛犬とTタッチを行うことが増え、受講者自身の愛犬と行う機会は減っていきます。

Q12 認定資格を得たら、必ずプラクティショナーとして働かなくてはなりませんか?

いいえ、多くの受講者は個人的に抱えた問題改善のため、あるいは友人や家族のために習得したことを活かそうという目的で、認定資格プログラムを受講します。また、既に専門家として従事している動物関連の仕事にTタッチを取り入れることが主体で、特段にTタッチの指導を行っていない場合もあります。

Q13 あらゆる種類の動物を仕事の対象としなくてはなりませんか?

いいえ、あなた自身が快く接することができない動物を扱う必要はありません。プラクティショナーによっては、得意とする動物種を限定している場合もあります。また、攻撃性に関する問題については、そういった問題行動に関しての経験値が十分ではなく、訓練を受けていないのであれば、扱うべきではないでしょう。

Q14 プラクティショナー・イン・トレーニング(PiT)の資格を得た後に、無報酬でTタッチを行ってはいけませんか?

必ずしも報酬を得なくてはいけないという訳ではありません。PiTの資格を得た後にも、しばらくは経験を積み自信をつけるために無報酬でプライベート・セッションを行う人もいます。

Q15 認定資格プログラムの期間中に質問したいことが出てきた場合、どうすればよいでしょうか?

デビー・ポッツ インストラクターとローレン・マッコール インストラクターが、可能な方法で応えていきます。以下にその方法のいくつかをご案内します:

1) コース中に、その質問とケースについて検討する時間を設けます。コースが始まる時に、質問がある旨を申し出ておいてください。

2) info@ttouchjapan.com 宛にメールを送信してください。英文でいただければ(完璧な英語である必要はありません)、英文で返信しますので、より早く回答を得られるでしょう。日本語の場合は、質問と回答を翻訳する必要がありますので、多少時間がかかります。質問がTタッチを行っている特定の動物である場合には、質問に加えて、その動物に関する適切な情報の概要を知らせてください。

3) デビー・ポッツ インストラクターが来日中に、プライベート・セッションの時間を取ることもできます。より具体的な指導を受けることが可能です。費用は、そのプライベート・セッションの主催者に問い合わせてください。来日スケジュールと主催者についてはwww.ttouchjapan.comを参照してください。

4) 場合によっては、デビー・ポッツ インストラクターと電話で会話することも可能です。必要に応じて、通訳を手配します。電話での会話が可能かどうかは、事前にinfo@ttouchjapan.com 宛のメールで問い合わせてください。通訳の費用と電話代は、相談者の負担となります。